省電力！石油ファンヒーターの人気おすすめ商品9選【おしゃれ】

寒い冷え切った部屋を優しくあたためてくれるのが「石油ファンヒーター」です。暖房は部屋が乾燥してしまうため使いたくないという方にも石油ファンヒーターはおすすめです。石油ファンヒーターは燃焼過程で水分を発生させるため、部屋を乾燥させることなくあたためる事ができますよ。

そんな石油ファンヒーターですが、おしゃれなデザインのものや電気代・灯油代の安い省エネ製品まで幅広く発売されています。また、コロナやダイニチ、トヨトミなどさまざまな魅力的な製品が発売されています。

そこでこの記事では石油ファンヒーターの選び方やおすすめ商品を詳しくご紹介していきます。ぜひ最後までご覧いただき自分に合ったぴったりの石油ファンヒーターを見つけてくださいね。

石油ファンヒーターの魅力

石油ファンヒーターの選び方のポイント

石油ファンヒーターの選び方

部屋を乾燥させることなく素早く部屋を暖めてくれるとても優秀な暖房機器「石油ファンヒーター」ですが、各メーカーさまざまな魅力的な製品を発売しておりどれを選べばよいのかわからないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そこでこの章では「燃焼方式」「対応畳数」「安全性」「省エネ性能」「便利機能」「メーカー」の6つの観点からの選び方やおすすめ商品をご紹介していきます。ぜひ最後までご覧いただき自分に合った最高の石油ファンヒーターを見つけてください！

求めるニーズに合わせて「燃焼方式」から選ぶ

石油ファンヒーターには「ポット式」「ブンゼン気化式」「ポンプ噴霧式」の3つの燃焼方式のタイプがあります。それぞれ特徴が異なってくるため、自身の求めるニーズに合わせて適切なタイプの燃焼方式から選ぶ必要があります。

古い灯油でも使用可能な「ポット式」

ポット式を採用している石油ファンヒーターのメリットは古い灯油でも使用できるという点。ポンプ噴霧式の燃焼方式だと灯油と空気を混ぜて炎を発生させるため、古い灯油だと不純物が多く大変危険です。しかし、ポット式ならば蒸発皿に灯油をたらしてヒーターで加熱することで火を発生させるため多少古い灯油でも使用できる点がメリットです。

速暖性を求めるなら「ブンゼン気化式」

ブンゼン気化式方式は灯油を気化器で加熱し灯油気化ガスへ変換します。その後、灯油気化ガスと空気を混ぜて安定した青炎燃焼を起こすことが可能です。青色の炎は赤色の炎と比較しかなり高温です。具体的には、赤色の炎が約1,500度なのに対して青色の炎は10,000度と赤色の炎が氷に感じてしまうほど高温になっています。

ブンゼン気化方式の石油ファンヒーターならば、高温の青色の炎を安定して発生させることができるため部屋を素早くあたためることができますよ。

省エネ性能重視なら「ポンプ噴霧式」

ポンプ噴霧式とは熱した燃焼筒に灯油をポンプ少しずつ送り込み気化させた灯油で炎を発生させる燃焼方式です。一度燃焼筒が暖まってしまえばその後は添加した炎の力で温めるため電力を必要とず、少ない電力で運転することが出来ます。ただし、一番最初に燃焼筒をあたためるまで時間がかかってしまうのがデメリットです。

ポンプ噴霧式の石油ファンヒーターは速暖性よりも省エネ性能を重視したいという方におすすめです。

部屋の広さに応じた「対応畳数」から選ぶ

石油ファンヒーターにはエアコンと同じように製品によって「対応畳数」が決められています。対応畳数とはどれくらいの部屋の広さに対応しているのか示したもののことを言います。部屋の広さに合った対応畳数の製品を選ぶことでより効率的に部屋をあたためることが出来ますよ。

部屋の広さが20畳なのにも関わらず10畳用の石油ファンヒーターを購入しても部屋がなかなかあたたまらず、商品電力も無駄に多くなってしまいます。石油ファンヒーターの場合自由に温度設定できる製品が多いため、実際の部屋のサイズよりも広い部屋に対応した製品を購入するのは問題ないですが、対応畳数が実際の部屋の広さよりも少ない製品は避けた方が良いでしょう。

安心して使うために「安全性」にも注目

石油ファンヒーターはエアコンと違い火を扱う家電のため火事にならないようにするためにも「安全性」には気を付ける必要があります。ここでは石油ファンヒーターの主な安全機能である「転倒時自動消火機能」「チャイルドロック」「不完全燃焼防止機能」について説明していきます！

地震が起きても火事にならない「自動消火機能」

自動消火機能とは地震など強い振動があった際に自動的に消化する機能のことです。日本に住んでいる以上「地震」は避けて通ることが出来ません。また、内閣府の調査によると関東大震災における死因の約87%が「火災」という結果になりました。

阪神淡路大震災の時でも12.8％の人が「火災」に巻き込まれて命を落としてしまっています。このことからも地震の時は火事にならないように火の始末をしっかりとしなければならないことが分かりますね。自動消火機能がついている石油ファンヒーターならば、火災リスクを軽減することが出来ますよ。

子どものいたずらを防げる「チャイルドロック」

チャイルドロック機能は子どもの誤った操作を事前に防ぐことが出来る機能のことを言います。いろいろなものに興味を持つ赤ちゃんや子ども。石油ファンヒーターに興味を持ち誤った操作をしてしまうかもしれません。それを事前に防ぐことができるのが「チャイルドロック機能」です。

赤ちゃんや小学校低学年程度の子どもがいる家庭は必ず「チャイルドロック機能」がついてるかどうか確認してから石油ファンヒーターを購入することをおすすめします。

一酸化炭素中毒を防止できる「不完全燃焼防止機能」

一酸化炭素は無色無臭で発生していることに気が付きにくく、人体にとても有害な危険な物質です。換気をせずに石油ファンヒーターを使うことで部屋の中の酸素量が少なくなり「不完全燃焼」することで最悪の場合死に至ってしまうこともあります。また、毒性がとても強いことで有名で、空気中濃度がわずか0.02%のまま2から3時間いるだけでも軽い頭痛等の症状が現れ始め、空気中の一酸化炭素濃度が1.28%に達してからわずか1~3分で死亡してしまうといわれています。詳しくは「日本ガス石油機器工業会ホームページ」をご参照ください。

一酸化炭素は無色無臭なため体に異常が出るまで一酸化炭素中毒になっていると気が付きにくくとても危険です。不完全燃焼防止機能がついてる製品であれば、不完全燃焼になるのを事前に防いでくれるため、必ず「不完全燃焼防止機能」がついているのか確認するようにしてくださいね。

電気代を抑えたいなら「省エネ機能」もチェック

石油ファンヒーターは「灯油」と「電気」2つのエネルギーを利用し部屋をあたためます。そのため、電気代・灯油代共に安い製品を選ぶ事がランニングコストを下げることに繋がります。また、エネルギー効率の低い製品を選ぶ事で灯油代を下げることができるのはもちろん地球にも優しいですよ！

人がいないときは自動で節電「人感センサー」

人感センサーがついている石油ファンヒーターなら人の有無をセンサーが感知し自動的に最適な出力にコントロールします。例えば、人感センサーで人がしばらくいないと判断したときは出力を弱め、それでも人が戻ってこない時は自動的に電源を切るといったような事が可能になります。そのため、無駄な電力や灯油の使用を防ぐことができ、結果節約に繋がります。

消し忘れを防止する「タイマー機能」

タイマー機能がついていれば、電源をつける時間や切る時間を事前に設定することが可能になります。あらかじめオフタイマーを設定しておく事で消し忘れを防止できるのはもちろん、寝る前にオンタイマーを設定しておく事で朝起きたときの部屋の中をあたためておく事ができます。

自動で電気代を節電「ECOモード」

エコモードは部屋の温度などを考慮し自動で適切な室内温度を保ってくれる機能のことです。室内が十分にあたたまって来た際に自動的に弱燃焼にして室内の温度を下げ灯油の消費を抑えることができます。また、二酸化炭素排出量も抑えることができ、環境にとても優しい機能になっています。

便利に使える「付加価値」から選ぶ

石油ファンヒーターは機種によりさまざまな「付加機能」が搭載されています。それぞれのメーカーでより使いやすい石油ファンヒーターに使用とさまざまな試行錯誤をしているため、自分に合った求める機能が搭載されているのかチェックしましょう。

給油の手間を省ける「大容量タンク」

石油ファンヒーターを使って行くためには「灯油」が必要です。また、石油ファンヒーターを使う前に石油ファンヒーター内のタンクに灯油を移す必要があります。その際、大容量タンクなら給油の手間を省くことができます。毎回毎回灯油を交換するのが面倒くさいという方は大容量タンクを搭載した石油ファンヒーターから選ぶと良いでしょう。

燃焼時に一気に部屋をあたためる「ターボ機能」

速暖性を求めているなら「ターボ機能」が搭載されている石油ファンヒーターから選ぶ事をおすすめします。ターボ機能とは燃焼開始直後の出力を一気にアップさせる機能のことです。また、すぐに着火させることができます。また、部屋の温度を維持するよりも部屋をあたためる際に一番多くのエネルギーを必要とするため、一気に部屋をあたためる事で省エネを実現することができますよ。

嫌な臭いを抑える「消臭・臭い防止機能」

石油ファンヒーターは灯油を使って炎を発生させるため、どうしても灯油特有の嫌な臭いが発生してしまいます。そのため、灯油の臭いが嫌いという方は臭いを抑えることができる消臭モデルがおすすめです。ファンやフィルターを通して灯油の嫌な臭いを軽減することができますよ！

信頼の「メーカー」から選ぶ

石油ファンヒーターは数多くのメーカーからさまざまな機種が販売されていますが、火を扱う家電である以上信頼できるメーカーから購入するのがベストです。ここでは有名なメーカーを3社ご紹介させていただきます。

ダイニチ（DAINICHI）

ダイニチは「ブンゼン気化式」を採用しているメーカーです。点火スピードも非常に速く「速暖性」も優れていますが、気化器をあたためるために電気エネルギーを必要とするため多少消費電力が多くなってしまうのがデメリットです。ワンタップ開閉式キャップを採用しているため、手を汚すことなく給油を行う事ができますよ！

静音性に優れ臭いも少ない「コロナ（CORONA）」

コロナの石油ファンヒーターは燃焼時の臭いが少なく駆動音も静かです。また、灯油を霧状にして燃やす「ヒートバックシステム」を採用しているため、灯油の消費量や電力使用量がとても少ないのが特徴。着火までの時間がとても短いのが嬉しいですね。

エコモードが特徴的な「トヨトミ（TOYOTOMI）」

トヨトミは独自のエコモードを搭載した石油ファンヒーターを発売しています。寒さを抑えながら室内の温度を徐々に下げていき、最終的に快適な温度と言われている20度にしていきます。徐々に温度を下げていくため温度の変化に気がつきにくく、寒さを感じさせずに省エネすることができます。また、トヨトミのほとんどの製品に消臭システムが搭載されているため、嫌な臭いを抑えて部屋の温度を快適に保つ事ができますよ！

石油ファンヒーターの人気おすすめ商品9選

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速暖性を求める方におすすめ！ターボ機能搭載の石油ヒーター人気おすすめ商品3選

石油ファンヒーターのお手入れ方法

石油ファンヒーターは個人で清掃するには限界があります。唯一できるお手入れとして、背面のほこりフィルターの清掃があります。ほこりフィルターが詰まったまま使用すると能力が低下してしまうので定期的にフィルターのほこり清掃をする事をおすすめします。

また、分解清掃したくなる気持ちは分かりますが、石油ファンヒーターの分解は大変危険です。絶対に分解して清掃しないように注意してくださいね。

石油ファンヒーターで快適な空間を保とう

いかがでしたでしょうか。この記事では石油ファンヒーターの選び方やおすすめ商品をご紹介させていただきました。石油ファンヒーターは部屋を乾燥させることなく素早く暖める事ができます。石油ファンヒーターを使って冬の冷え切った部屋を快適な空間へとチェンジしていきましょう！

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